あなたは何故、株式投資を始めたいと考えたのでしょう? 儲けるためにはかなりの知識と少しの運が必要
誰でも少し貯金があれば、上手に運用して、何とか大きな利益を得られないものかと考えますよね。しかし【株式投資】というものは、始めることは簡単でも流れを掴むのは難しいもの。今日から株を始めれば明日から儲けられるわけではなく、日本の経済を知り、企業を知り、大きなニュースから小さな情報までをも把握して、初めてスタートラインに立てるのです。投資をするためには充分な基礎知識と経験と少しの運が必要です。
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まずは基礎知識!そもそも株とはどんなもので、どんな仕組みで利益を上げることが出来るのか?
【株式投資】という言葉は知っていても、株式というものが一体どんなもので、どのような仕組みで利益が上がるのか、まるで分からない!という初心者さんたちのために、株式について優しくご説明いたします。
さて、例えば貴方が新しい会社を始めようとした時、当然のことながら事業資金、つまりお金が必要になりますよね?では、そのお金をどのようにして用意したらよいか、実際に考えてみましょう。
たくさん働いてコツコツ貯めることが一番確実……ではありますが、膨大な年月を必要としますね。通常の生活をしつつの貯金ですから、例えば1000万円貯めることを目指していたら10年以上かかるわけです。これでは会社を始める前に力尽きてしまいそう……。
では、知人や銀行などからお金を借りてかき集めますか?
しかし知人や銀行から借金をした場合、絶対に失敗出来ないというプレッシャーがかかります。返済時に利息を払わなくてはいけませんし、借りた金額以上のものを返済し、なおかつ自分の会社を運営できるほどの利益を上げなければいけないわけですから、事業を始めること事態が大きなギャンブルとなってしまいます。
そこで、株式の登場です。株とは、いろいろな人からお金を出資してもらう代わりに、将来会社が利益を上げたら、出資金に応じてその利益を分配しますよ!と約束すること。でもそれでは普通に知人たちからお金を借りて回ることと何も変わらないと思いますよね?ところがこの株というものは、例え事業が失敗し、会社が倒産したとしても、出資者に出資金を返却する義務はないという考え方の上に成り立っています。つまりこれから会社を始める事業主にとっては嬉しいシステムですが、株主となる人たちにとっては大きな賭けとなるのです。
大事な資産を運用することを考え、大金をはたいて株を買ったとしても、その会社が倒産してしまっては、株券には1円の価値もなくなります。だからこそ私たちは、出資する企業の事業に将来性があるか、現在の会社の運営状況はどうなっているかなどを入念に調べる必要があり、株を買うときには慎重にならなければいけないのです。
株はどこでどうやって売買されているの?
さて、会社を始めるために事業主は株を販売して、株主になってくれる人々から出資金を集め、事業を起こす、あるいは新しい事業を始めるわけですが、普通に考えても分かる通り、「私の会社の株いりませんか~」と路上で株を販売するわけにはいきません。株を販売するということは、会社の信用を買ってもらうことですから、スーパーの野菜売り場にある野菜のかぶのように、お店に並べて売ることは出来ないわけです。株には、株の売買などを専門に行なう特別な市場があります。それが株式市場。皆さんもニュースなどでよく耳にする言葉ではないでしょうか。
例えばもしも、出資して株を買った会社が倒産してしまえば、買った株券はただ紙切れになってしまいます。だからこそ、1株100円であろうと、100万円であろうとも、買い手を見つけることはとても大変。個人にしても、企業にしても、1000万円の株を景気よくポーンと買ってくれる人は滅多にいませんし、100円の株を10万人に売ることも難しいですよね。
株式市場とはその名の通り、多数の人(投資家)たちが集まって株の売買を行なっている場所。本当にたくさんの投資家がいますから、株を売ることも、逆に買うことも、個人で売り買いするよりかなり簡単に出来ます。
経済ニュースなどの映像でおなじみの株式市場と言えば、巨大なガラス張りの円筒形の施設ではないでしょうか。この施設は、東証アローズのマーケットセンターといい、日本で最も大きな株式の流通市場を運営する東京証券取引所(東証)の象徴的な場所です。日本には、東証を始め6つの証券取引所があります。
この証券取引所に株式を発行し、株の売買が出来るようにすることを上場と言いますが、上場できるのは審査を経て取り引きが認められた銘柄(企業)に限定されています。株主となる人たちの利益を守るためですね。上場を申請する会社は、過去一定額以上の利益を上げていることや、会社の財産が一定額以上あること、また、公開されている売り上げや利益などの経営成績が信頼できるかなどが審査されており、上場するための必要条件と定められています。
投資家(株主となる人たち)の売買注文は、そのほとんどが証券取引所に集まり、公正で透明性の高い取引制度のもとで取り引きが成立しています。しかし、いくら信用のある企業でも、業績が思わしくない年もあります。逆に、去年まで業績の悪かった企業がブレイクして大きな利益を生んだりすることもありますよね。株式市場では日々様々なドラマがあり、それによって多くの人たちが泣いたり笑ったりしています。上場している企業だから、買えば必ず利益があるというものではなく、株には個々にドラマや運命があること、そして株を売り買いすることで、あなたもそのドラマのキャストとなることを決して忘れてはいけません。



