ポートフォリオとは?
株式投資とは、証券会社がとりおこなっている商品の一つです。投資商品にはその他にも種類があり、全部で5つに分類することが出来ます。これを<資産クラス>と呼びます。
1・流動性資産(銀行預金など、現金化しやすいもの)
2・日本の株式
3・日本の債券
4・外国の株式
5・外国の債券
この5つの中で、自分の資産をどのような割合で分散させるか決めたものをポートフォリオと言います。このポートフォリオは、1つの企業の株しか持っていない人にとってはあまり重要なものではありません。しかし複数の株や債券がある投資家たちにとっては、自らの資産運用に欠かせないデータ類なのです。ポートフォリオを作成し、自分の資産がどのようなバランスになっているのかを見極めると、資産運用がより行ないやすくなるというメリットがあります。
例えば、ハイリスク・ハイリターンの株と、ローリスク・ローリターンの株をバランス良く持っていれば、株価のいかなる変動にも備えられます。例えば1つの株で10万円の損失が出ても、残り9つ所有している株全部で10万円の利益が出ていれば、何の損失にもならないということ。逆に9つの株の合計損失が10万円になったとしても、1つの株の高騰で10万円の利益が出ればマイナスにはならないということです。あるいは国内の円貨、外国の外貨をバランス良く持っていれば、急な円高にも円安にも対応できることになりますよね。特に外貨は必要です。日本経済が不調のときは、外国のどこかが好調である可能性が高いですし、外国が不景気のときは日本の景気がよいこともあります。世界を通じ、社会経済がどのような流れになっても、資産を運用し増やしていける体勢。これが重要なのです。
ポートフォリオは、各ネット証券会社のサービス機能として利用できます。自分の資産を一つ一つ分割してみるのではなく、全部を並べて見渡すことが出来るので大変便利です。また、気になる企業株があった場合、実際に株を購入せずとも、チャートや指標を並べて見ることができますから、比較しやすいという特徴があります。
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ナンピン買いって何?
初心者さんにはオススメしませんが、投資の手法の一つに「ナンピン買い」というものがあります。ナンピン買いとは、値下がりした株を買い足す方法のこと。例えば、1株100円の株を10株持っていたとすると、1株あたりの単価は100円ですよね。しかしこの株が値下がりして、1株80円になってしまったとします。すると、このままでは株価が100円に戻らない限り、20円×10で200円の損失になってしまいますよね。そこで、1株80円という、最初より20円安い値段で、この株をさらに10株買い足すわけです。所有株は20株になり、1株あたりを90円で購入したことと同じことになりますから、株価が90円まで回復してくれれば損はないことになるのです。買い足しをしなければ200円の損失ですが、この方法を使えば損を100円に減らすことができます。
しかしこれは、あくまでも理論上は可能である、という方法に過ぎません。100円から80円に下がった株価が、その後90円まで回復するかどうか確証はありません。もしかすると70円、60円とさらに降下し、損益がどんどん広がるだけかもしれないのです。買い足しを行なえば行なうほど、その損益は大きくなっていきますから、株価が下がったら必ずナンピン買いをすればいい、という方法では決してありません。「下手なナンピンすかんぴん」という言葉がある通り、いたずらにナンピン買いを行なっていると、そのうち所有株がゼロで、資産もゼロになってしまう場合もあるかもしれないという危険性があることを忘れないでください。
株価がダラダラと下がり続けているときは、絶対にナンピン買いをせず、株価が下げ止まって落ち着くまで辛抱しましょう。また、株価がその後、平均値まで戻るかどうかをしっかりと予測してください。業績の悪化などが原因で株価が下がっている場合、業績が回復するには長い歳月がかかります。そんなときはさっさと株を売却し、新しい株を購入した方が賢いですし、もしも多くの株が売りに出されたせいで株価がさがっているだけの一時的なものであれば、短期間で回復することも考えられますので、もう少し様子をみてみると良いでしょう。
損切りとは?
損切りは投資において大変重要です。一番大切だと言っても決して過言ではないでしょう。自分の持っている銘柄の株価が下降し損失が出ている状態の時に、損を覚悟で被害を最小限にするために売却する行為を"損切り"あるいは"ロスカット"と呼んでいます。
しかし、文字として書いてしまうと簡単なのですが、これがなかなかベテランの投資家さんでも難しいことです。誰しも損失を出すのは嫌ですよね。利益が出ることを期待して株の取引をしているのですから、その逆の結果はなかなか受け入れることができません。特に株取引を始めたばかりの初心者の頃はなおさらです。なかなか"損切り"ができず、また上がるだろうなどと勝手に思い込み、放っておくと、最終的にはすべてを失うことにもなりかねません。
損を大きくしないためには、値下がりが"買値から△△%下がったら売る"というルールを自分で決め、それを必ず守ることが大事です。決して決めるだけではなく、必ず実行してください。
1・例えば"買値から3%下がったら"無条件に売却する
2・不安な人は"条件付き注文(逆指し値注文)"を利用する
1は意思の問題ですが、決めたことを何も考えずに機械的に実行することになります。 2は自分ではなかなか決断することができない人にとって、ありがたい機能です。自分で設定した価格などで自動的に売却注文を出してくれます。
すばやく決断し行動した人が断然有利です。特に損きりは。躊躇し悩んでいるうちにも株価はどんどん下がっていくかもしれません。



